CRって、なんの略?

CR治療の流れ


歯医者さんでよく耳にする「アルファベットの略語」や「数字」など、「何のことなんだろう」と、気になったことはありませんか?
そこで今回はその中のひとつ、略語を選んで、ご紹介したいと思います。
それは「CR(シーアール)」です!

CRって?

「CR」はコンポジットレジン(composite resin)の略語で、セラミック粒子と合成樹脂を合わせた白い修復用素材(プラスチック)のことなんです。「CR」のほかに、「レジン」などと呼ばれています。

主に、むし歯の治療で使われるCRですが、銀歯のように型をとる必要もなく、むし歯を削り取った穴にペースト状のCRを歯に詰め、特殊な光を照射して硬化させるため時間がかかりません。

このような治療をしたことがある!と、思い当たる方も多いかもしれませんね。

強度の問題や経年劣化による変色、適応できるむし歯の状態に制限があるなどのマイナス面もありますが、保険適用の白い素材で自然な見た目に仕上がる治療です。

さらに、銀歯の治療に比べると金属アレルギーの心配がないだけでなく、むし歯が再発しにくいとも言われています。

まとめ

歯の健康を守るためには、定期的な検診でむし歯を早期発見することが大切です。
むし歯が見つかった場合には、CRや銀歯といった治療方法を担当の先生としっかり相談してくださいね。